追憶 二話
あの鮮やかなメイルシュトロームと美しいリオレウスの装備を着た男。
その人がラスティに近づいてくる。

「……ああ、君があの手紙の……」

そう、話しかけられた。

「……何か僕に用が?」

「すぐにわかるさ」

そう言って彼らはギルドマスターのところへ行き、何か話した後にマスターがラスティに話しかける。

「ラスティ君、実はワシの双子の兄……君の故郷のココット村の村長がな、君がこの町に来る前に彼らに直々に手紙をくれてな……」

「まだハンターになったばかりでイャンクックを狩ってもいないくらいの新参のハンターがそっちに行くから僕達に世話を任せて欲しいっていう内容だっけ?兄さん」

「おう、まぁなんで俺達が、って思ったけどココット村の村長のお願いなら断るわけには行かないしな」

「そういうことじゃ。ま、とりあえず飯でも食いなされ、話の続きはそのときに」












―――――――話が終わった。

彼ら兄弟の名前は兄がレイ、弟がエル、というらしい。彼らも幼い頃両親がとあるモンスターに殺されてしまったらしい。
だが、彼らはそのモンスターの名前を知らない。「古龍種」に属するということだけを知っているみたいだ。

古龍種。存在は知っている。生態不明、特殊能力、強大な力。
詳しくは知らない、だが今はまだ知らなくてもいいだろう。

彼らはそのモンスターを討伐し、両親の仇をとる為にハンターになった。

そして、彼らもココット村の出身ということも。





「とりあえず、今日から君は僕達のパーティの仲間だね」

「よろしくな」

「はい」

「……まぁもうすぐ夕方だ、とりあえず各自部屋に戻ってゆっくりしていようぜ」






「……」





「なんだこれは」

汚い。ものすごく汚い。一番安い部屋だとしてもこれはいくらなんでも。

「とりあえず掃除だよなぁ」

ドスランポスを狩るよりも苦労した。





次の日



「うー……」

最悪の目覚めだ。ベッドは麻布が何枚も重ねてあるだけで全くベッドとしての役割を果たしていない。
正直、ものすごく不快だ。

「朝飯食べなきゃ……」

ギルドで朝食を終えたらレイ達が入ってきた。

「おうおはよう、さっそくだがこれからリオレイアを狩りに行くぞ」

「!?!?!?」



この街にいる間は退屈することはなさそうだ。命を落とさない程度に。
次郎長
2015年05月21日(木) 23時03分29秒 公開
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■作者からのメッセージ
受験終わるまで次は勘弁してください…w

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