モンスターハンターXZERO 第1話
0 プロローグ

 ここはクロノス村。
広さは狭いが農業に適した温度、土が揃った土地だ。
ハンターの数も多く資材には困らない村だが、ある日事件が起きた。
おとぎ話に出てきたモンスター「ヴォルスノルス」が突如現れ、クロノス村を焼き尽くした。
幸い負傷した人はいなかったがハンター達はまとめて村を出ていってしまった。
ハンター達が村から出ていった後、村の経営が悪化し、村人達はハンターが再び現れる事をただひたすら待っていた。

1 救世主

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 ガーグァの荷車に乗って揺られながら景色を眺めるのはあまり楽しいものでは無いが、他にする事が無い為ずっとそうしていた。
…………どれだけそうしていただろうか。
荷車が止まり、一人の少年を降ろした後再び荷車が動き始めた。
「ここがクロノス村か………」
こう呟く少年の名はフォース。
彼はゆっくりと歩みを進めていき、門をくぐっていった。
 フォースが目の前を見ると、そこはほとんどの民家が燃え尽きていて、とても住めると言える環境では無かったがフォースはしばらく探索をしてみる事にした。

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 村人達はクロノス村を守り続けていく為、農業をしたり村の修復をしたりしながらも新しいハンターを待っていた。

 ある日、村長が皆を集めて大事な話を始めた。
村長の話によると新たなハンターが来るという手紙が来たらしい。
村人達はその事を聞くと、歓声を上げ、ハンターを祝う準備を始めた。
………これが、救世主フォースの始まりである。

2 最高の歓迎

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 フォースはしばらく周囲を探しまわると、何やら長屋の方が騒がしい事に気付いた。
どうやらそこで何かが行われているようだ。
フォースは行っていいのかどうか迷った挙げ句、他にいい手が思いつかなかったので行ってみる事にした。
近付けば近付くほど音が鮮明に聞こえてくる。
長屋に入ると客間に明かりがついていて、そこで行われている事が分かった。
フォースはゆっくり近付いて内容を聴こうとした。
「………だそうだ。
今日は………を祝って宴会を開こう」
「でも……………したらどうするんだ?」
「その時は何とか………ればいい」
「………分かった。
でも……じゃなくて…………の時はどうするんだ?」
「………を…………しろと前から言っているだろ」
「了解。」
あまりよく聞こえないが、何かを祝っているらしい。
フォースはゆっくりと帰…………ろうとしたが誰かに腕を掴まれ、身動きが取れなくなってしまった。
一貫の終わりだ………とフォースは思い、覚悟を決めた。
だが、連れていかれたのは客間の中。
そこでは村人達が食べたり飲んだりしていた。
「クロノス村へようこそ!」
この村の受付嬢らしき人が微笑みながら喋っている。
「よ、よろしくお願いします。
フォースです」
フォースは若干緊張しながら挨拶を済ませ、宴会の席へと案内された。
「まさかこんなに若いとは」
「どこから来たんですか?」
「にーちゃん、今度遊ぼうよ!」
村人達が口々に喋っている様子からして、フォースは歓迎されていると分かった。
そのまま宴会は続き、夜明けにやっと明かりが消えた。
フォースはこれからの事を思い浮かべながら眠りについた。
しばいぬ
2015年07月26日(日) 19時26分43秒 公開
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