モンスターハンターXZERO 第二話
0 モンスターの生態・壱
モンスターには飛竜種、鳥竜種などの種類がいる。
中でもハンターなら一度は目にする種類が鳥竜種だ。
今回はその鳥竜種について詳しく話そう。
鳥竜種の代表的な大型モンスターはドスジャギィ。
大きなエリマキが特徴のモンスターだ。
吠える事により子分であるジャギィ達を呼ぶ事があり、集団で来ると新人ならそれだけで力尽きてしまう為注意が必要。
ただ吠えている間は無防備な状態なので強い衝撃を与えれば防ぐ事が出来る。
他にも凍った大地に長い間居続けた為、氷属性を取得したドスジャギィなどもいる。
この事を見て、鳥竜種は周りの気候に合った身体の造りをしているという事が分かった。
フォースもいつか相手にする事となるがそれはまだ後の話………。

1 新しい仲間

 フォースは家でうとうとしていたが、朝になり陽の光に当たるとすぐに起きた。
今日は初めてのクエストに出向く事になっていたのだ。
クエスト用の防具に着替え、支給された武器を手に持つと受付嬢の元へ向かった。
 AM.10:00 
「おはようございます」
フォースは受付嬢に軽く挨拶をすると、依頼が無いかの確認をした。
「今届いている依頼はこれですかね」
受付嬢は3枚の紙を取り出すとフォースに手渡した。
届いている依頼は3つ。
1つ目は特産キノコの納品。
依頼主はポッケ村の村長だ。
2つ目はジャギィ5頭の討伐。
依頼主は買い物客。
3つ目は………ドスジャギィ(無属性)の狩猟。
依頼主はクロノス村の村長。
フォースは迷わずドスジャギィの狩猟の依頼を選び、受付嬢に渡した。
「分かりました。それでは荷車を向かわせます」
フォースは門の方へ向かった。
 門の前で荷車を待っていると後ろから声を掛けられた。
「あの………こんにちは」
「ああ、こんにちは」
フォースは挨拶をすると後ろを振り返った。
フォースの後ろにいた少女はお辞儀をすると「私はロアです。よろしくお願いします」と言った。
「俺はフォース。こちらこ……え?」
フォースは挨拶をしかけ………ふと気づいた。
よろしくと言われたがこの少女に見覚えは無く、何故挨拶をされたのか全く分からない。
目の前の少女はフォースの前で一言。
「一緒にクエスト行きませんか?」
「え!?」
フォースは驚く。
受付嬢に何か言われた覚えも無いし昨日の宴会にもいなかった。
でもどうしてこんな所に?
そして何故クエストを誘われているのか?疑問が沸いてくるが仲間は多い方がいい。
そう思ったフォースは「いいですよ」
と答えた。
ロアはフォースの横に立つとフォースと一緒に荷車を待った。
しばらく待つと荷車が到着し、二人を乗せて行くと草原に向かって走り出した。

2 狗竜ドスジャギィ!

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村人達は心配していた。
新米ハンターがドスジャギィを狩れるのか。
村人達は門の前でフォースが帰って来るのを待っていた。

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フォースは道中、ロアと一緒に話していた。
ロアはモンスターについて詳しく、ドスジャギィの倒し方をフォースに分かりやすく教えていた。
ドスジャギィの弱点や行動方法についてを教えてもらっていると、荷車が止まった。
拠点に降ろされると荷車は元来た道を戻っていった。
とりあえず支給品を確認してみる。
中に入っていたのは地図、応急薬、携帯食料、砥石だった。
それを二人で分けると地図を見ながらエリア1へと進んでいく。
「うっ………腐った死骸の臭い………」
ロアが鼻を塞ぐ。
どうやらここでモンスターが死んでいるようだ。
ハエがたくさん飛んでいるのですぐ分かる。
なるべく近寄らないようにしながらエリア3へと進んでいく。
ロアによるとドスジャギィはエリア3に巣を作っているらしい。
エリア3に来るとモンスターが吠えていた。
この吠え方は絶対にドスジャギィだ。
徐々にジャギィが集まってくるのが分かる。
フォース達は武器を取り出すと戦闘準備に入った。
ロアはゆっくりとドスジャギィに近づいていく。
その間にフォースが前に出てドスジャギィを惹き付ける。
フォースは大剣を振り上げるとドスジャギィの頭をめがけて思いっきり降り下ろす。
ザシュッ。
微妙な手応えだったが諦めずもう一撃。
今度の攻撃でドスジャギィが怯む。
その隙をついて力の限り攻撃を続ける。
そして、ドスジャギィの近くで待機していたロアが持っていたハンマーを叩きつける。
的確に打撃を与えていき、とうとうエリマキが破壊された。
エリマキが無くなった事でドスジャギィは足を引きずった。
足を引きずるという事は相当なダメージを与えていると言う事だ。
ロアはペイントボールを素早く投げた。
これでペイントボールの匂いを辿っていく事が出来る。
フォースはペイントボールの匂いを確かめた。
どうやらエリア5に行ったようだ。
フォース達はエリア5に行った。
エリア5に着くとドスジャギィは大地に横たわっていた。
フォースは寝ているのかと思ったがドスジャギィの様子がおかしい。
身体から血を流していて、尻尾がちぎられていた。
そして近くにいたのが…………イビルジョー。
ここでイビルジョーが出るのは珍しい。
どうやらイビルジョーは相当怒っているようだ。
逃げようとするフォース達には気付かないのか木々を薙ぎ倒しながら獲物を探していた。
なんとか拠点までたどり着いたフォース達は通信係のアイルーに連絡をし、荷車に来てもらうように命じた。
しばらくしてアイルーが戻ってきた。
「荷車は近くの村に届け物を渡したあとに来るらしいですニャ」
アイルーは丁寧に喋ってくれている。
フォースが何よりもショックだったのが初めてのクエストが失敗に終わってしまった事だ。
帰る途中もその事ばかり気にしていてロアが話しかけてくれているがフォースは気付かない。
惜しい所だったのに失敗という例はあるが初めてのクエストで失敗するのは初めてだった。
村に帰ったあと、村人達が喋っているがフォースは気づかずに家へ向かった。
それからしばらくフォースは家から出る事は無かった…………。

            続く
しばいぬ
2015年07月27日(月) 12時41分15秒 公開
■この作品の著作権はしばいぬさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
モンスターの中ではジンオウガ亜種が好きです。

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