〜燃ゆる魂の業火〜U
 吹きすさぶ吹雪が肌に冷たい。照りつける日光も雲に隠れてしまっているが、一面が雪の世界では弱い光でも致命的だ。洞窟を出た後だとなお辛い。

「う〜、寒い。何とかならないのか、これ」
「だ〜か〜ら〜。ホットドリンクを飲めって言ってるでしょ! さっきっから何回も!」
「あれ辛いからやだ」
「……じゃあ凍えて死ねば」

 いつものやりとりだが、雪山のこうした天気の日にはそばに仲間がいるだけで温かい気持ちになれるものである。はずなのだが、先程のライラの答えは多少なりともテオを傷つけた。

「死ねばってお前なぁ、ちょっとそれひど」
「じゃあ飲め!」
「分かったよ、飲めばいいんだろ、飲めば」

 テオはこれが彼女なりの優しさであることに気づいていない。
 この地方で重宝されるトウガラシは辛いだけの調味料ではない。体の体温を上げ、かつ保温機能に優れた、体を温めてくれる大切なものなのだ。これを利用したドリンクが、ホットドリンクである。にが虫を使い、こうしたトウガラシの成分を更に取り出し、凝縮したものである。トウガラシ単体では得られないほどの体温保持の能力を有しているが、辛み成分だけは抜けなかったらしい。『良薬口に苦し』と言ったところだろうか。

「フラムなら多少は辛くないものが作れるんだけどなぁ」
「じゃああんたが作りなさいよ。文句ばかり言ってさ」
「う、辛い。やばい、死にそうだ」
「おおげさ、おおげさ。ほら行くよ。」

 今日の彼らの得物はドスギアノス。雪山に生息しているランポスの亜種、ギアノスの群れを纏め上げるリーダーだ。彼らの吐き出す氷液を浴びると防具のつなぎ目に低温の液体がへばり付き、そのうちに氷となって身動きが取れなくなるという。払えば落ちる雪と違うのが恐ろしい。

「今日はいろいろ探さなくちゃいけないんだから、少し緊張感を持ってよね」
「う〜ん、トレジャーつったって、何を探しゃあいいのか全く分からん」
「ここに説明文があるから。ほら、手分けして探すよ。いつもと違って二十時間しか無いんだから」

 クエストの趣旨もいつもとは違う。今回は村長の弟のトレジィに依頼されたトレジャーハンターと言われるクエストだ。狩場に落ちている普段だったら見向きもしない珍しいものを探し出し、納品する。簡単に言えば、採取クエストと同じだった。そしてトレジャーハンターに参加できるのは二人のみ。フラムはドンドルマでギルドナイトとして働いているためにここにはいない。重もラティオ活火山でバサルモスの狩猟を依頼され、『今回は俺一人で行く』と言って出かけてしまったのでいない。つまり重が帰ってくるまでの時間に少しでも村のために貢献しようとした結果、近場のフラヒヤ山脈でのトレジャーハンターというクエストに至ったのだった。
 ここは地図の上では雪山のエリア六と呼ばれる雪原の洞窟から出たすぐの場所だ。ドスギアノスは雪山の頂上付近を縄張りとし、そこを周回する性質がある。つまりこの雪原もドスギアノスの周回ルートの一部なのだった。いつ遭遇してもおかしくはない。

「あたしは反対側の雪原へ行ってみるから、テオは山頂の方お願いね」
「おう、まかせとけ」

 彼女の提案にテオはニッと笑って応じた。

「んじゃ、レッツトレジャーハンティングぅー、といくか!」

 彼の声で二人は違う方向へと走り出す。

*****

「ん、ここにはいないな」

 テオは山頂付近の雪原を用心深く歩いている。ブランゴの姿もなく、ギアノスの一匹もいない。おまけに山頂付近は良質なトレジャーアイテムを採取できる場所が少ない。

「仕方ない、取り敢えずライラに会いに行く……ん?」

 テオはいぶかしげに目を細めた。岩の陰になっていて見えなかったところが次第に見えてくる。

「ブランゴか」

 彼らは牙獣種と呼ばれる飛竜とは異なる体躯を持つモンスターだ。四本の足を有し、翼がない。故に飛ぶことはできないが、とても素早い動きでハンターを翻弄する。筋力が高いためにベテランのハンターでも警戒を怠ると痛い目に遭う。ブランゴは白い猿のような外見をしたモンスターだ。耐寒機能に優れた毛皮を持ち、群れでの行動を主とする。

「今日は特別な日だ、悪く思わんでくれよ」

 テオは呟きながら背中から二振りの剣を取り出した。
 彼は普段の狩りでは無駄な殺生はしない。ハンターによるモンスターの乱獲が彼らにとってどれだけ重大な問題になるのかを、朧気ながらも理解していたからである。大量に繁殖して近隣の村に被害でも与えていない限り、テオはブランゴは放っておくことにしている。だが、今日のクエストは趣旨が違う。テオの記憶が正しければ、確かブランゴからはカルビと呼ばれる美味な肉が手に入ったはずだ。

「せめて苦しませずに終わらせる!」

 ブランゴは二頭いた。二頭とも彼の存在に気づいたらしい。頭を下げて威嚇している。テオはそのうちの近い方の一頭に斬りかかった。
 右手に握られた長い深い紫蘇色の剣が、まるで虫の羽音のような風切り音を立ててブランゴの顔面を切り裂く。それだけではおわらず左手に握った短めの淡い紫色の剣でブランゴの左目を突き刺す。剣は脳を貫通し、一投目は雪の上に崩れ落ちた。
 すぐに剣を死体から抜いて構える。二頭目のブランゴが四本の脚を巧みに使いながら突進してきた。テオはそれをステップの一歩でかわすと、白い牙獣の背中に飛び乗った。ブランゴは驚いてテオを振り下ろそうとするが、もう遅い。テオは逆手に持ち替えた左手の剣でブランゴの心臓に狙いを定め、振り下ろす。それは的確に命中し、赤い血が雪原を染める。

「ふぅ、終わった」

 本人は軽い口で言っているものの、その剣捌きはベテランのハンターでも真似できないに違いない。何しろ一頭に付き三十秒かかっていないのである。あまりに軽い身のこなしであった。
 彼はテキパキとブランゴの肉を剥ぎ取っていく。その点でも彼は優秀なハンターであるといえよう。
 モンスターの素材を剥ぎ取る上で最も大切なのは無駄をなくすことだが、これが案外難しい。皮は肉にしっかり付いて離れないし、肉も骨としっかり結合している。関節も折ることは出来ても外すのは相当困難だ。このような事情があって、新米ハンターはランポス一体を無駄なく処理するのに軽く一日はかかってしまう。だから彼らは初めは爪や牙といった素材しか入手できないのだ。
 大方の皮を剥がし終え、必要な肉を剥ぎ取り終えた。残ったのは所々に骨の付いた赤い肉片が二つである。テオはこれを雪原の上にそのままにし、肉と皮を氷結晶の入った革袋の中に保存した。こうしておけば肉も皮も腐らない。残った肉もギアノス達がきれいに食べてくれるだろう。

「命、確かに頂きました。大切に使わせていただきます」

 テオは死体に向かって一礼すると、山を下り始めた。

*****

 エリア六のちょうど反対側に位置する雪原、それがエリア七と呼ばれる雪原である。そこに狡猾な狩人はいた。
 二本の脚で立ち、逆三角形の頭の顎に並ぶ鋭い牙と足の爪を使って狩りをする。場所に応じて奴らは赤や青、緑などの色に別れる。リーダーたるもの象徴は必要ということなのだろうか。群れの長の頭のとさかは決まって立派だ。
 ドスギアノス。
テオの反対側にはライラがいる。つまり彼らはドスギアノスによって分断された形となったのだ。恐らくここに二人と共同時に着いてしまったのだろう。そこにドスギアノスがいたというわけだ。

「ライラ! そっちは無事か?」
「ええ何とか。いける?」
「もちろん。大丈夫さ」

 二人は軽く声を掛け合ってから走り出す。ドスギアノスを挟んで反対側へ。ドスギアノスは走り出した二人のうちどちらを狙えばいいのか一瞬迷う。そしてドスギアノスは大きく吼えた。
 途端に上の崖からギアノスが飛び降りてくる。子分を呼んだのだろう。その数三匹。

「チ、厄介だな」

 テオはドスギアノスに背中を向けると背後のギアノスに走り寄る。三歩で距離を詰め、背中の双剣を抜きはなった。抜いた勢いを殺さずにそのまま右の長い方の剣を振り上げる。不意を突かれたギアノスの首が飛んだ。これで一匹。
 そのまま体全体を足を軸に回転するように動かす。左に動き、その動きでギアノスの胸を切りつける。二本の剣から繰り出された連続の斬撃はギアノスの胸肉を抉ったが、一撃では殺せなかった。しかしこれでいい。
 横に転がるようにして回避をすると、つい今し方テオがいた場所を巨大な矢が貫いた。もちろん標的はギアノス。テオが斬りつけた切り傷に命中した矢はそれだけで白い狩人の命を奪う。これで二匹。
 しかしドスギアノスもただ見ていたわけではない。ライラに走り寄り、噛みつくような動きで彼女を襲う。ライラはこれをバックステップでかわした。
 その隙にテオはドスギアノスの背後へ忍び寄る。もう一匹のギアノスは取り敢えず後回しだ。
 渾身の力を込めて右の剣を振り下ろす。だが流石はリーダーだった。鱗が通常のギアノスとは比べものにならないほど頑丈だった。剣は表面の鱗数枚を傷つけたに過ぎない。だがそれでもドスギアノスはこちらに向き直った。
 巨大だ、と思う。体の大きさでいうならテオの倍はある。その顎は人の頭程度なら丸かじりに出来そうだ。飛竜と違って足の下に潜り込んで戦うことが出来ないので大きく感じてしまうのだろう。
 テオは完全に体勢を整えられる前にと体中の力を振り絞る。絞った力がテオの体からオーラとして見えそうだ。視界が狭まり、集中力が格段に上がる。双剣使いの奥義、鬼神化だ。
 そのまま溜めを行わず、彼はすぐに剣を振り始める。右の剣に体重を掛けて振り下ろす。ドスギアノスの胸板に浅く斬りつけた。切っていない方の左腕は振り下ろされる直前まで力を抜いておく。そうして力を溜めた左腕を残像を残して振り下ろす。淡い紫色の剣は付けた傷を更に広げる。
 斬るたびにスピードが増す。最初の二撃など前戯のようなものだ。目にも止まらないスピードで繰り出される死の舞踏、それこそが乱舞だ。傷口を斬りつけるたびにドスギアノスの血が宙を舞う。剣の残像を残して血液は雪原を赤く染める。刃が踊る。
 しかしそんな踊りもいつまでもやってはいられない。いつもより激しく体力を消耗し一種の陶酔状態に陥ってしまう鬼神化は、モンスターから攻撃を受けたことにも気づかない状態になってしまうことがある。テオはトドメとばかりに両手の剣を大上段から振り下ろす。鋭い虫の刃はドスギアノスの胸を血染めにした。その間、僅か五秒。
 ドスギアノスはクェェと哀れっぽく鳴いてテオに背を向けた。そしてライラに飛びかかろうとする。しかし彼女はもう既に深紅の猟弓を展開していた。
 鋭い一本の矢の一撃でドスギアノスの心臓は射抜かれる。白銀の狩人は地面に倒れて、二度と動くことはなかった。子分のギアノスは勝ち目は無しと見たのか、そそくさと逃げ出してしまう。

「やった!」
「ああ、いい一撃だ。お前、腕を上げたな」

 テオが素直にライラを褒めると、何故か彼女はそっぽを向く。

「どうしたんだ?」
「……褒められるためにやった訳じゃないし、うれしくもない」

 どうにも腑に落ちないテオは横から彼女の顔を覗き込もうとする。すると彼女はテオを押しのける。しかしテオは確かに彼女の口元が笑っていたのを見た。

「素直じゃないよな、ったく」

 そう言いつつもテオはこの狩りに充実感を覚えていた。

*****

 順調にトレジャーを集めることに成功したテオ達は、キャンプにいるトレジィにそれら全てを渡した。中にはドドブラリンゴと呼ばれるリンゴもあったため、テオはそれを納品するのをかなり渋ったが。ともあれクエストを成功させた彼らはポポに引かれる車に乗ってポッケ村に向かっている。丸一日を雪山で過ごしてしまったので二人とも疲れているかというと、それほどでもない。

「テオ、あんたはいっつも甲虫種の素材で出来た武器しか使わないけど、なんかあるの?」
「ん〜、ああ、インセクトスライサーのことか」

 テオは二年前のリオレウス狩りの時に使っていたインセクトオーダーを強化して、インセクトスライサーと呼ばれる双剣にしていた。長い、紫蘇の色をしたカンタロスの素材を用いた剣と、短く、淡い紫色のランゴスタの素材を用いた剣が対になっている。

「こいつは他の双剣に比べて格段に切れ味がいいからな。荒っぽい使い方しかできない俺にはぴったりなのさ」
「ふ〜ん」

 何もテオの使い方に限ることではない。双剣は手数で敵を制する。武器の切れ味の落ち方が他の武器に比べて早いのは仕方のないことなのだ。つまり、インセクトスライサーは双剣使いにとって最高の武器なのである。

「いまいち一撃の威力に欠けるけどな」
「どうして?」
「武器が羽みたいに軽いんだ。だから切れ味がいい武器イコール攻撃力が高いとは限らないのさ。もうちょっと重ければ最高なのに」

 甲虫種の素材は他のモンスターの素材に比べてとても軽い。薄く、繊細に出来た羽は切れ味のよい刃に生まれ変わるが、その軽さ故に一撃の威力に欠けるのが難点である。それを補うために工房も薬品加工などの処置は執っているのだが。
 今のテオの装備はランポスSシリーズ。二年前のランポスシリーズよりも上質な素材を用いて強固な防御力を確保している。何しろこの装備はシンプルで、動きやすい。これも又、双剣使いにとっては大切な要素といえた。
 対するライラはヒプノSシリーズ。眠鳥ヒプノックと呼ばれる、鳥竜種に位置するモンスターの羽や体毛を用いた防具だ。甲殻や鉱石などを一切使わないために、他の防具に比べて相当軽いのが特徴である。
 ヒプノックは樹海や密林に生息している。同種のイャンクックと似通った姿をしているが、火のブレスではなく催眠ガスを吐く。橙色の派手な色をしているのでその体毛は服などに加工されることもある。
 そして弓はプロミネンスボウU。雄火竜リオレウスの素材をふんだんに用いた深紅の猟弓である。どういった仕組みかはわからないが、その弓で放った矢は命中すると同時に火を噴いて対象を灼く。まさに火竜の魂がこもっていると思えた。

「ライラ、お前さ、その装備、寒くないか?」
「ん? ヒプノSのこと?」
「そう」

 彼女の装備は防具の割には露出が多い。両腕の肘のあたりと胸の下から腹までが外気にさらされているのである。いくらホットドリンクを飲んでいても、雪山でこの格好は自殺行為ではないだろうか。

「ん、これはこれで意外に平気なものよ」
「???」

 彼女は答えになっていない答えを返す。
 そうこうしているうちに村の入り口が見えて、テオは車から飛び降りた。

「俺、先に集会所行って精算済ませてくるよ」
「ちょ、ちょっと待ってよ」

 テオは彼女の声には耳を貸さずに一直線に走っていく。
 集会所にはいるとまず目にとまったのがいつもより多い人影だ。

「一、二、……何で五人もいるんだ?」

 フラムはドンドルマ、じいさんも付き添いでドンドルマ、姐さんは最初から計算に入れていない。
 一人で悩んでいると、そのうちの一人が近づいてきた。

「狩りはどうだったか?」
「お、おお! おめ、重! 久しぶりィ!」

 それは火山に狩りに出かけ、一週間前から顔を見ていない重=炎蘭だった。戻ってきたのだ。

「こっちの狩りは成功だ。無事にバサルモスを討伐し、新しい武具を作ってくれるよう親方にも頼んだ。ただ……」
「おろ? どったの?」

 重が顔を曇らせるなんて珍しい。よほどのことがあったのかとテオは心配する。

「あちらさんがな。」
「ぬ、あいつらか。くぉらおめぇら」
「いやいやいやいや、待て、俺の話を聞け」

 テオは彼らが重を脅すか何かをしたと思ったのだろう。彼は正義感が強いためにこうした先走った行動を取ることもある。仕方がないと言えばそうなのだが。
 テオが暴れ、重が抑えると行った、普段ならあり得ない構図に追いついたライラも目を丸くする。

「重、お帰りぃ。てかあんた達、いつの間にこんなに仲良くなったの……?」
「おう、ライラ。別に仲良くないぞ」

 このようにして少しもめていると、テオの後ろから集団のうちの一人が声を掛ける。

「炎蘭はん、これアンタの仲間かいな。だったら早う何とかしてもらわへんと、オレらも困るで」

 背の高い青年である。髪は茶色でツンととんがっている。まるで『月刊・狩りに生きる』の別紙の表紙を飾るキャラクターのようだ。眼も茶色なのだろうが、とても細い。まるで眼が一本の線のようだ。防具はバサルSシリーズ。背中に背負っているのはガンランスのブラックゴアキャノンだろうか。装備を見る限り相当な腕の持ち主である。

「ん? あんたちょっと妙な言葉を使うな」
「ああ、これはオレのところの地方の言葉やねん。気にせんといてや。てそんなことどうでもいいねん!」

 テオは今までにこやかに話しかけてきた青年がいきなり宙をはたく動作をしたものだからびっくりしてしまった。

「リーダー、落ち着いてください。話の要点を押さえないと何を言っているのかが伝わりませんよ」

 これは奥から聞こえた別の声だ。感情に起伏のない、単調な声。よく目をこらせばそれは女性、いや、少女だった。テオよりも頭一つ分小さく、顔も幼い。テオが十六だということを考えても相当小さいだろう。
 彼女はマフモフと呼ばれる寒冷地方の防寒具を身につけていた。と言うか客人は皆この茶髪トンガリを除いて皆マフモフである。

「ああ、せやな。落ち着け落ち着け。って、でもこれは結構落ち着いてはおれん状況とちゃうか」
「それでもまずは会話による解決を。討伐、、 は先の話です」

 勝手に進められる会話にテオは困惑する。

「安心しろ。怪しい奴らじゃない」
「けどあのちっちゃいのなんか怖いぞ。機械的だ」
「ほっとけ。人は人だ」

 重が妙な保証をするので、テオはリーダーと呼ばれた青年と話をすることにする。

「あの〜、取り敢えず何があったのか聞かせてくれないかな?」
「オレらがフラヒヤ山脈越えてるときにな、モンスターが現れたんや。そいつは黄色い甲殻の所々に青い縞があった。」

 話をすると唐突に話の一番大切とも言える部分を語り始める。しかしテオはその青年が妙だと思うよりも先にその話が妙だ、、、、、、と思ってしまう。何か嫌な予感がする。


「オレの見たとこやと、確か……」

 青年はそのモンスターの名前が思い出せないのか、あーでもないこーでもないと、いろいろ思案し始める。

「ティガレックスだ」

 見かねた重が話を引き取る。先に特徴などから判別したのだろう。テオも言われなくてもわかる。

「ティガレックスが現れた。このフラヒヤ山脈に。お前達がトレジャークエストに行っていた頃と被るが、何かわからなかったのか?」

 そう、話が妙というのは、テオ達が狩場でティガレックスに気づかなかったことなのだ。
紅竜騎士
2009年05月12日(火) 01時05分50秒 公開
■この作品の著作権は紅竜騎士さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
 どうも、最近全然コメントをしていない、最悪な作者でございます。こんなこと書いてる暇あったらコメントしろっていう声が聞こえてきそうなので、ま、もうしばらくお待ち下さい。もう少しでテストなので……。

 今回は新しいキャラの登場です。この四人組、素性が明らかになっているのはこの男だけですが、ここでちょっと誤解を解くためにいっておきます。
 この男の茶色のトンガリ頭ですが、そのトンガリっぷりはまさしくマンガの主人公もかくや、って感じです。月刊・狩りに生きるの別紙などと言う訳のわからない設定はこれの補佐のつもりです、はい。わかりにくかったらすいません。

 皆さん、そろそろモンハンに飽きてきませんか? 私はもう正直2ndGやる気ありません……。そこでレジスタンス〜報復の刻〜なんてのを考えてます。インフラストラクチャーモードをフルに使って全国の皆様と撃ち合いって楽しそうです。皆様はどうですか? ご一緒にどうです?

コメ返し

カテドラルs
 ええ、そういうことです。たとえば、子供が泥ダンゴを落として壊してしまったとする。当然その子供はビービー泣きますが、周りの大人は、泥ダンゴごときで泣くなよっと思うはずです。でも子供は大切な宝物を無くしてしまったのですから泣くのは当然です。ただ、自分をあまりに悲観的に見てると、もしかしたらラジコンを壊しても泣かない子供もいるかもしれないというのが見えてこないんです。ということが言いたかったんですね。

 落とし穴はあれブレス食らってたら恐ろしいですよね。うまくいって良かったね♪ テオ、よくやった、ぐっじょぶ!


放浪の軍師s
 まぁ、それほど壮大でもないですが、期待してくださった方には相応の意気込みで応えるのが人の義理ってもんですから。壮大にします。ええ、絶対に!
 
 ハンター大全、欲しいのですが金がない。というわけで今ネットを使って調べまくってます。大変ですが社会科より何千倍も楽しいですからね。やる気は失いません。
 砦の件、本当にありがとうございました。でもこの質問で幾分ネタバレしてしまったような……

オメガs
 いえ、サボるのは私も同じなのでどうかお気になさらないでください。

 私の場合はあるはずのない三つ目に行きます。そう、見なかったことにしてしまう! 弱いですから復讐なんて無理〜と早々に諦めて逃げるんですね。な、何てダメな奴……。
 一応彼は復讐者という職業は一時休業という状態です。廃業になるもOPENの看板が表に出るも彼次第ですので今後をお楽しみに。


烏羽千歳s
 彼は若いですからね。力があります。見習いたいもんです。熱い青春を送りたい(泣 彼はこうでないといけませんのでね。今後も熱いです。
 ライラの件。NO〜! その通りです。あ〜あ、やってもうた〜。みんなで仲良くエンディングにすればよかったな。ありがとうございます。


Cielo s
 次のストーリー、私もどうなるかわからない(汗 がんばります、やります、俺はやるぞぉー! というわけで期待しててください。期待に応えられるようがんばりますので。

 ぬ、あれ、私キャラを讃えましたっけ。記憶力がないので申し訳ないのですが、そう言ったことがあったら反省しております。作者として少し傲慢ですよね。でも私は少しキャラに熱い人間ですので(……人間?)


レイリーs
 テスカから取った様な部分もありますので大丈夫です。むしろそっちの方が格好いいかな。
 戦闘シーンはまだまだです。これで満足することなく貪欲に上を目ざしますのでこれからもよろしくです。

 女というのはライラのことでしょうか、それともただただ………女?

 紅色の玉は…………あれです、きっと。



無名の一般人s
 そんなご謙遜を。貴方の作品は読まさせていただいてますが、結構面白いですよ。コメントしてなかったら申し訳ないですけど。

 格好いいと言われると調子に乗りますよ。普段自分には絶対掛けてもらえない言葉の一つです。普段は、あっちいけとかよく言われますね。

 今回ラストのあれが気になってる方多いですが、あれは紅玉ではないですよ〜w 後ほど明かされるのでお楽しみに。


チャーリーs
 彼は元々素質があるんですが、壮絶な過去のためにそういった一面が封印されてしまったんですね。テオ君の場合と違って彼の場合慰めてくれる知人が一人もいなかった状況ですので。今回の章では結構人見知りも直り社交的な明るい奴になってると思います。

 ありがとうございます。載せてしまってから結構悩んだんですよね。パクってしまったかと。でもこんな風に言ってくださって気持ちが軽くなりました。頑張りますよ。

 紅玉は玉ではない、鱗、というと、逆鱗みたいなものですかね? 実物が見たいです。


 今回はこれで。では!

5/12
 誤字訂正しました。

この作品の感想をお寄せください。
どうも…コメントが遅くなって申し訳ないです。亀コメのCieloです。。。

ティガレックスと初めて対峙した時、尽きる事の無い体力を持つ敵を相手にしているかの様な強さとしつこさを感じたのを覚えています 汗
恐らく誰でも感じる初のモンスターとの対峙した際の緊張感を描ければかなりのものが描けるかと…期待しております
30 Cielo ■2009-05-24 00:57 ID : .76UVRVGeEk
PASS
紅竜騎士様が確実によく知っているであろう人間です。
この名にしてハツコメになります。

紅竜騎士様の小説はすべて読ませていただきました。
どれもすばらしいものばかりでした。

第二章になりましたがこれからも応援させていただきます。
がんばってください。

部活も出てください。
50 偽りの魔術師 ■2009-05-14 22:25 ID : txQI8NZGqXw
PASS
 部活に疲れている無名の一般人です。

 全体的にいいと思いますよ、私は。 二章ですね、初回ですが結構いいと思いますので次回も気になりますので、頑張ってくださいね。

 次回はティガですか……強敵ですね、テオ一行は頑張ってほしいところです。

 ではこのへんで。あ、あと”レジスタンス〜報復の刻〜”参加したいです、僕でよければ。

 
40 無名の一般人 ■2009-05-12 19:55 ID : BKxfIEf7uBY
PASS
お初にお目にかかります。天地無双です。以後お顔見知りを。

今までのも全部読ませていただきました。面白かったです。
雪山に、知らずのうちにティガレックスが出現した。これは恐ろしいことですね。
次回どうなるのでしょうか? とても楽しみであります。
気になるのは、ドスギアノスのところですかね。良いと思いますが、ちょっと窮屈のような気がします。

とても面白かったです。これからも頑張ってください。


勿論、卓球もwww
40 天地無双 ■2009-05-12 18:09 ID : wU1tQ.4L17s
PASS
ティガはトラウマです・・

時がたち、成長したテオたちの今後が今から楽しみですw

あと物語には関係ないですけど、レジスタンスやりたいですw

短くて失礼しました、それでは
40 レイリー ■2009-05-11 20:49 ID : NkC/XpGFwbw
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 前回の分、コメントできなくて申し訳ない。一気に読ませてもらいました。
 一章が終わって、新たなる始まり。初回から中々気になるお話ですw この食い違いは一体何なのか。気になるところです。全く予想が出来ないんですが……orz
 ちょっとドスランポスとの戦闘で文字が詰まってたのが気になったかな。
 テスト頑張ってください! ……わたしも頑張らなきゃ…………。

 あ、(前回ですが)詩の件は素直に嬉しかったです。
 それでは〜☆
40 風斬疾風 ■2009-05-11 13:37 ID : FZ8c8JjDD8U
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