Stormy story−とある嵐の物語− The first story1/3
――ビュオオオオオオオオオォォ


一陣、また一陣の風が3人の少年を包み込んだ。
その姿はまるで、風を操り、自分自身のモノにしているかの様であった。


「風を………君達は一体何者だい?」


ラルは、3人に敵意を示したかの様に問う。
と、銀髪の少年はラルに一歩近づくと、笑みを見せて言った。


「何者って…だから言ってるじゃないですか?ただの小さな猟団って」


銀髪の少年は言い放つと同時に、背中に掛けている大きな何かを抜いた。

――太刀だ。
太刀とは、身の丈ほども巨大な剣、大剣をより鋭くし軽量化した武器で、
その広い攻撃範囲と高い機動性がハンター達の間でも人気が高い武器だ。

そして、銀髪の少年が持つ太刀の名は『飛竜刀【翠】』。
別名『陸の女王』とも呼ばれる飛竜種のモンスター「リオレイア」の
鋭い甲殻や堅殻を利用し、さらに鉱石中最大の硬さを誇ると名が高い
「ドグライト鉱石」をも使用し、トップクラスの切れ味を誇る太刀だ。
この『飛竜刀【翠】』は、陸の女王「リオレイア」を狩猟したうえで、さらに必要素材も
入手困難な物ばかりで生産が難しいとされる。
その為、集会所に集うハンター達は、驚き、または眼を疑う者も少なくなかった。
ラルもその一人であった。
さすがの風を操っていたとはいえ、ここまで生産困難な武器を、突然現れた狩人が、
それも大人ではない。少年だ。
どうやってあの「リオレイア」を狩猟出来たのか。
ラルの頭の中はいくつかの疑問で溢れていた。
ラルは、頭の中の疑問を片づけようとたくさんの言論を浮かべて
いる中、銀髪の少年の後ろに立っていた金髪の少女が口を開いた。


「どうしてこんな若者達でリオレイアを狩猟できたのかって?」


まさにこれこそ読心術と言うところだろうか。


「何で…考えてたことがわかったんだい?」


ラルは滲み出る汗を薄れた防具で拭き取った。
だが金髪の少女は、ラルの言動を完全に無視し、続けた。


「教えてあげる。
 私たちは【鋼嵐狩猟団】っていってぇ〜、たった四人で構成された猟団なの。
 四人っていっても今は一人居ないケド…。
 まぁ、レイアを狩れたのは、アレよ。生まれつきの狩人の才能ってヤツ?」


「!!……鋼嵐狩猟団!?」


ラルの額からは、さらに今までにないようなほどの汗がにじみ出した。
ハンター達はラルの異変に気づく。


「ラ……ラルさん?どうしたんですか??」


ラルは下を向いたまま暗い口調で開口する。


「鋼嵐狩猟団………伝説の四人…………」


「え……あのラルさん…一体どういうことなんですか?」


「鋼嵐狩猟団…その名の通り、鋼の嵐を呼ぶ伝説の猟団…」



伝説の最強猟団【鋼嵐狩猟団】。
彼らの狩猟スタイル、それはまるで嵐の様な、そしてその一撃は鋼の爪の様な。
その彼らの狩猟スタイルからついたこの名【鋼嵐狩猟団】。
銀髪の少年「ヴェル・バベル」、赤毛の少年「ランザ・ガーベル」、金髪の少女
「フェイラ・サーシャ」、黒毛の少年「通称黒騎士(本名不明)」の四人で
構成されているこの猟団は、最古のモンスターと言われる古龍種の
モンスター「ヤマツカミ」をたった四人で討伐したと言われている猟団だ。
そして、その日を境に四人は、一躍有名となり、情報は各地に知れ渡った。



「あ……確かに聞いたことある!!たった四人で古龍を……
 まさかコイツらの事だったなんて……」


次々にハンター達は記憶を探り出す。
すると、ラルは顔を上げて三人に向け、指を指し言い放った。


「いや……だが、君たちが本当に鋼嵐の人間だとは限らない
 偽物だという可能性だって………!」


その時であった。


―――グガァァァァァァァァァァァァ!!
アルガノールの村に一対の咆哮が鳴り響いた。
その咆哮は、音量からして明らかに小型モンスターのものではないとすぐに気づいた。


「この咆哮…大型のモノだ!皆武器を構え外へ!!襲撃の可能性アリ!」


ラルは、ハンター達の司令塔となり指示をだそうと声を上げた。
だが、感じたことのある様な暴風が、ラルとハンター達の間をすり抜けていった。


「ちょっと待ちなラルさん」


ラルの眼に映ったのは、三人の戦士の姿である。
そう。
ヴェル、ランザ、フェイラの姿だ。


「相手は、リオレウスだ。カルイ、カルイ♪
 だからよく見とけよ。これが嵐の狩りだ。」


三人はラル達に背を向け、歩き出した。
ラルも一度ため息をつくと、スッと口角を上げ、呟いた。


「もしかしたら、彼らはやっぱり本物の………」






            ――嵐なのかもしれない。







「らぁぁぁぁぁぁ!行くぞぉぉ!打倒リオレウスぅぅぅぅぅ!」






Storm vs. firedrake
[Hifuta] of the fight cut and it was dropped.
りゅぅのてぇる
2009年06月02日(火) 22時09分06秒 公開
■この作品の著作権はりゅぅのてぇるさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
こんばんわ。りゅぅのてぇるです。
プロローグと比べて分量が増えました。
っていうか、コピペしたので何か変な感じ
になってしまっています。すいません。
で、えっと本編での大きな進展は
三人の正体ですね。
【鋼嵐狩猟団】というのですが
こうらんしゅりょうだん と読みます。
で、ヤマツを四人で葬り去ってしまったとw
あともう一人はまたそのうちキーキャラ
として登場するので。
で〜あとは、ヴェルの持つ武器ですね。
ヤマツまで狩れたのに何故まだ
レイアの太刀なのか…
それはたまたまその時に装備していた物で
また本編で最強装備を披露する予定です。
本編はこんな所で、コメント返しを
しましょうか。

>>AIR様
初回から高評価ありがとうございます!
でも、良いのは最初だけでこの回は
あんまり自信ない気がします(笑)
そんなこんなで、今回はキツイコメントも
待っております!

>>カテラドル様
3の舞台となる孤島はまだ登場してませんが
新モンスターとなるジャギィや
ラギアクルスはそのうち登場させたいと
思っています!期待しててください!

>>無名の一般人様
いやぁ、やっぱり3の影響強いんですね
僕も色々工夫もこらしていつしか
誰でも読みたくなるような小説を
書けたらななんて思っています。
では次回も是非読んで下さい!

この作品の感想をお寄せください。
 どうも始めまして、ケルベロスといいます。

 一応、両方呼んでからのコメントをここで一気にしたいと思います。

 内容についてはまだなんともいえませんね。3はもっていません(買う気もないです)ので、内容についてはあまり指摘できないかもしれません。

 文の構成については、『!』『?』の後はスペースをつけて分を続けましょう。
 『〜た』などの文の終りが少々多い気がします。『〜た』で終る必要の無いところは別の終り方をしてみてはいかがでしょうか? テンポが良くなると思いますよ。
 これはプロローグだからなのかもしれませんが、中央揃えは本編で使用するにはあまりオススメは出来ません。(これは個人的な意見です)
 文の途中に中央に揃えるタグを使うのは良いと思いますけどね。

 それから地の文(台詞中もです)の途中(『。』等で終っていない場合)で改行するのはあまりよろしくないと思います。
 
 内容にはあまり関係ないですけど、携帯かPSPからの投稿でしょうか? 

 グダグダと描きましたがこれからよろしくお願いしまうす。と言いましても私の作品は完結してしまっているのですがねw

 それでは。
20 ケルベロス ■2009-06-03 22:34 ID : If3qiekeSNg
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