復讐の果てに・・・ 1話
俺の名前はスレイル。今日ようやく出所することが出来た。



15年前、俺がとある組にいたときのことだった。

仲間が全員で俺の親父を殺したのだ。ただ理由がわからない。

理由などどうでもいい、俺は決めた。仇をとる・・・と。

ドラマとかで刑事が「そんなことして親父さんは喜ぶと思うか?」

とか言ってるが、俺なら躊躇せず刑事もろとも射殺する。

これは復讐という名の戦争なのだ。



12月10日
いつものように皆アジトで麻薬や麻雀に明け暮れていた。これから死ぬとも知らずに・・・

アジトというのは大きな廃墟を利用し、リフォームしたものである。

俺は「酒を買ってくる」と言い、アジトを抜け出し自分の車に向かった。

トランクを開け、全財産をつぎ込んで購入した火器を取り出し、弾薬を装填する。

そして助手席に置いてある自作の手榴弾が5,6個転がっていたのをポケットにぶち込んだ。

黒色火薬と大量の鉄片で殺傷力を高めたものだ。

「親父の仇・・・今ここで打つ!!!!」

ショットガンをカシャンとならして、いつでも射撃できるようにした。

この組は結構な数で構成されているが今ここに全員いる。

逃走されないよう、時限式の爆弾を全車両に仕掛けておいた。

肩にかけた5丁のライフル、5個の手榴弾、2丁のUZISMG、ホルスターに2丁のDE。

そして防弾チョッキ、防弾ヘルメットを着用して入口に向かう。

見張り役は2人、この2人のことは大嫌いだった。

こいつらなら容赦なく殺せる。

「親父のお礼だ、この鉛球を受け取ってくれ。」

2回の射撃音と共に、2つの命がこの世から消えさった。

「さぁ、戦争開始だな。」

スレイルは2発のショットシェルを再び装填し、肩にかけた。

さっきの銃声で何人か駆けつけてくるに違いない。

現に足音が扉の奥から聞こえてくる。

自作手榴弾に点火し、扉を少しだけ開けて3方向に3つ投げ込んだ後すぐ扉を閉め、離れる。

4秒後、少しの差で3つ爆発し、扉もろとも吹き飛ばした。

荒覇吐
2007年12月04日(火) 22時49分34秒 公開
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■作者からのメッセージ
え〜とりあえず5話で完結する予定です。
俺って・・・物騒な小説ばかりだな

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また刑務所ぶちこまれるなww 30 ZTH ■2007-12-06 21:02 ID : d8l1MhGI.wI
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背景が突然現れた、それに驚く俺 オワタ orz 30 ケルベロス ■2007-12-06 14:42 ID : If3qiekeSNg
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かなりの大迫力をありがとうw 30 トペンマギント ■2007-12-05 21:39 ID : yWmCa3QSHrc
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UZIのフルオートで皆殺しじゃ!フヒヒww 40 メタルギルド ■2007-12-05 17:40 ID : k6KAZ69TBrg
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続きが楽しみだ。 40  凰雅沙雀 ■2007-12-05 16:23 ID : FZ8c8JjDD8U
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武器すご・・・・・ 30 ゴンザレス ■2007-12-05 12:24 ID : kVGfBNvSt.c
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