学園魂 第一章? いやどっちかって言うと一章とか二章とかそんなの関係ないって感じの話 |
学園魂 第一章? いやどっちかって言うと一章とか二章とかそんなの関係ないって感じの話 「はぁ〜・・・何でいきなり題名から変になってるんだか・・・」 ここ「神乃学園 卍」という、まあ学園っていっても中学校なのだが、3年D組の古林 啓司はいつも辺りの様子を見回してはため息をついていた。 「何でこんなクラスなんだろうね・・・」そう思ってはため息をつく。なぜなら・・・ … ガヤガヤ いつもと変わらない朝の教室、といっても今日からまた新しい学期が始まるのだが何故かいつもと変わらない友達がたくさんいる。というか、前のクラスとまったく変わってない。 ところで教室といえば一番前に黒板があってその前に教台があるっていうパターンが多いけど、もちろんこの学校も同じである。まあ、普通に教室を想像してくれればそれでいいと思う。 そして列といえば右から縦六列で古林啓司の席は一番後ろで、視力が最近悪くなっている古林には不都合な位置だった。 今日はかなり晴れているというか雲ひとつなく、開いた窓からはすがすがしい風と太陽の光が入り込んできている。 後五分で朝のHRが始まろうとしている。 そのとき、古林の右側辺りが騒がしくなってきた。 「すみませんがねぇ、僕の宇舞棒激辛味返してくれませんか清多さん?」 「あれぇ〜鈴木? こんなもん持ってきてどうするつもりなんだぁ?」 あぁ・・・また何か始まったんだ・・・と古林。 「別に清多さんには関係ないじゃないですかぁ・・・いいから返してくださいよ! 下手したら命を落としますよそれは!!」 どうやらいつもの二人組「鈴木 拓也」と「上野 清多」が何かをやらかし始めたようだ。 「命を落とすって・・・どんな食いもんなんだよ!?」 と上野が言い宇舞棒の袋を開ける。 「清多さん! それ食べたら・・・! それ食べても命の保障はありませんよ?って! 何ゆっくり口の中に運んでるんですか?! あっ! ダメ! 食べちゃダメですって!!!」 と鈴木の必死の説得など聞かずに上野は宇舞棒激辛味を一口かじる・・・。 「ぶごぉ!! ・・・・・」 とその瞬間上野が白目をむいて倒れた。 ・・・・・・・・・・・・・ 鈴木が目の前に倒れている上野を見下ろして言う。 「フッ・・・・馬鹿め、それは ロシアの最終兵器 といわれている宇舞棒だよ・・・。これを食べて生きている奴はいない。昨日極秘の裏ルートを使って1000本ほど輸入したんだ・・・ははは・・・あっははははははははハハハハハ!!!! ついに上野を殺したぞ!!! ブゴォ! ・・・」 「どんなもん輸入してんだよ!!」 上野が立ち上がって鈴木を殴る。 「何故だ・・・何故死んでないんだ!!」 鈴木が宇舞棒ロシアの最終兵器バージョンを見てフッと笑ってつぶやく。 「チッ・・・偽物か・・・」 「ってなにわらってんだよ!!」 もう一発拳がとんでくる、がしかしそれは鈴木には当たらず真っ直ぐ古林の顔面に当たった。鈴木はこの期に及んで上野のパンチを避けてケンカ腰になっている。 「痛ったー何するんですか上野さん!!」 「すまん啓司、でも避けたのは鈴木だから謝れっていうんなら鈴木に言ってくれ」 と上野は視線を古林から鈴木のほうに変えた。 「こういうときには犠牲なんて一人や二人当たり前なんですよ」 「お前絶対謝る気ないだろ」 古林が鈴木にそういった直後、鈴木が、 「チッ、こうなったらアレを使うしかないか・・・」 鈴木はそういってすぐに上野から5メートルほど離れてから言った。 「おい上野!僕に逆らったこと後悔するんだな!」 鈴木がそういう。上野は首をかしげる。 「なんだかよくわかんねぇけど、かかってこいよ!」 上野がそういった瞬間鈴木が、 「卍・壊!!」 と言って・・・何それ? あれか? ブ○ーチか? そういうノリですか? つーかそれ以前にあんたバンカイとかつかえるの!? 「フッ・・・これは、小説だぜ? 作者によって作られる世界なんだからどんなことだってできちゃうんだよ」 鈴木は自分のポケットから竹とんぼみたいなものを出し頭につけて宙を舞い始める。 「それにしてもなんなんだこのすさまじい霊圧は!?」 上野がそういう。あの、僕その霊圧とか感じないんですけど・・・。 えーっと・・・このまま続けていいのかな・・? この小説そういうのじゃないからね・・・と古林は思う。 とその時 キーンコーンカーンコーン とチャイムの音が鳴る。と同時に教室の入り口から黒いコートを羽織った男が入ってきた。 「なんだよこの騒がしさは? 席に着け席に! お前らは修学旅行気分ですかー?」 クラスのみんなは一斉に自分の席の戻る。 「えー今日から担任になった 斉藤 博正 だけど・・・って何かクラスが前と全然変わってないなぁ。ところで何でこの小説の題名が 第一章?いやどっちかって言うと一章とか二章とかそんなの関係ない なんだ?ちょっと考えすぎだよ作者! おっと・・・んでまあ俺は国語の教師なんだが・・・って・・・何なんだこのすさまじい霊圧は!?」 お前もかよ!!! と心の中で叫びつつツッコム古林。 そのとき上野が自分の席から手を上げて言う。 「先生! さっき鈴木君が俺相手に卍・壊を使ってきましたー」 斉藤は鈴木を見て「本当かー?」と言う。 鈴木はうなずいて「本当ですけど何かー?」と返事をする。 「『本当ですけど何かー?』 ってお前、あんなのこんなところで使ったらみんなあの世行きじゃねえか!?」 えっ? そんな技なんですか? そんな技使ってたんですかあの人は? と一人称で古林。 「先生! そもそも卍・壊ってなんですか?」 そういったのは古林だった。もちろん何のことやらさっぱりで話についていけてない。 「あ? お前そんなことも知らねえのか?」 と同時に辺りから「えーっ!? そんなことも知らないの?」とか「お前馬鹿だろ?」とか「お前馬鹿だろ」とか「お前馬鹿だろ」とか・・・。あれっ? 知らないの僕だけ? つーかそんなに馬鹿にしなくても・・・。 斉藤がイヤミったらしくこう言う。 「あー、そうかぁー。啓司君そんなことも知らないのかぁ〜。しょうがないなぁ。卍・壊っていうのはな・・・。つーかこういうの自分から説明するのって結構めんどくさいよね?まぁ、またいつかの章って事で」 何勝手に作者任せにしちゃってるの? キーンコーンカーンコーン 「おいおいHRもう終わっちまったじゃねーかよ」 斉藤はかなりだるそうに言う。 「えーっと、それじゃあ新学期がんばって行こうね。あと、上野と鈴木は古林を中心に卍・壊事件を解決しておくこと。俺がやるのってかったりーからな。んじゃ以上! 一時間目の授業の用意をしておとなくしてろよテメェら」 とテキトーに話をまとめて斉藤は教室を出て行った。 まあそんなこんなで今から幕開けの3年D組の愉快な仲間たちの物語が始まるわけだが・・・本当に大丈夫? そして、何となく取り残された古林は思う。 何で僕中心に解決していくの・・・? |
N.H
2008年10月18日(土) 22時43分06秒 公開 ■この作品の著作権はN.Hさんにあります。無断転載は禁止です。 |
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はい、わたしが見ましたよ。本人に意思はあるようなのである程度読んでいきたいと思います。えっと、話についてはこれからと言うことで省略させていただきます。前にも書きましたしね。主にわたしが貴方について思った事を書いていきますね。 まず、コメント返しが喧嘩売っているように見えるのは気のせいですか? もっとマナーというものを学ぶべきかと。小説を書くにあたってテンションが高いのは良いですが、ハイテンションと礼儀知らずは違うと思いますよ。 ↑かなり酷いコト言ってますが気にせず。 そうですねー。酷評を貰うなら『小説投稿 鍛錬投稿室』という所が良いですよ。サイトのルールを守っていれば、感想が来るでしょう。 取り敢えず今回は此処まで。 |
0点 | 風斬疾風 | ■2008-10-19 21:26 | ID : FZ8c8JjDD8U | |
『!』『?』の間にスペースを入れたのはいいと思いますけど、この小説って一人称メインですか? それとも、三人称メインですか? どっちにしろ、内容を見ている限り両方がごちゃ混ぜになっている気がします。 どっちが二統一するか、何処かで区切りを入れてから一人称と三人称を糧見たらいいと思います。 三人称ならば、心の中の声は()などを使って表現すべきだとおもいます。 一人称ならば、その人(一人称の当人)の心の声をそのままに書いてもいいと老いますが、その場合は他の人の心の中を描写するのはあまり好ましくないと思います。 一人称で他人の心の中を表現したいのであれば、「誰々はこう思っているんだと思う」とか描き、本当にそう思っているかは完全には分からない書き方にすることを個人的にはオススメします。 未熟者からのちょっと辛口のコメントです。参考にするかしないかは貴方の心意気次第です。 |
10点 | ケルベロス | ■2008-10-18 23:08 | ID : 8u0JUU1wUZY | |
コメントはこれで最後です。 と言っても……私が何を言っても聞くとは思えませんが。 つまり、「地の文」とはつまり、物語を語る上で視覚や嗅覚、触覚、味覚を表現する部分です、或いは周囲の情景や状況を……と言っても良いでしょう。この部分では登場人物の主観を借りている状態であっても、読み手に対して解説ないしは説明をするわけですから。きちんとした文章を書くことが求められる訳です。 ・[チョー強力な]ではなく、[とても強力な]と書くべきなのです。 [と言って・・・何それ? あれか? ブ○ーチか? そういうノリですか? つーかそれ以前にあんたバンカイとかつかえるの!?] ここは台詞ではありません、しかし主人公の主観が入っています。 一見して「つーか」と言う言葉は違和感が無い様に見えますが、見れば見るほど違和感丸出しです。 この場合表記すべきは「と言うか」です。 誤字脱字が多すぎます。何度も言いますが人に見せる文章ではありません、少なくとももう少し見直しするなりして。読み手に配慮した文章を掲載できるように努力すべきです。貴方が物書きを自称するなら、それは「義務」です。 そして、もう一つ。 物語上重要なファクターは自然な形で物語中において説明すべきです。素人だと言うならば、その巧緻は問われないはずです。問題はその努力をするかしないかです。あまりにも読み手に対する配慮が無さ過ぎます。これでは積極的に読もうと言う人も居なくなるでしょう。 すくなくとも、投稿者コメント欄が話毎に設けられている、サイトは多くはありません、あまりにサイトのシステムに依存しすぎた書き方です。貴方としては楽しくてしょうがないのかも知れませんが、読んでいる方は不快です。何もかにもが曖昧に後回しにされ、あまつさえ本来小説ではあるかないかの箇所で説明される。 読者を世界観に引きずり込む気がありますか? 自慰行為で文章を書くならわざわざネットの海まで足を運び投稿する必要はありません。せいぜい、自分のノートに書き溜めるので十分です。 また「ブーイングとかあるかもしれませんが・・・一切受け付けません!! 聞きません!! 見ません!!」と言う発言をされていますが、これは「成長する気はありません」と言うのと同義ですね。何のためのコメント欄なのかもう一度考える必要があるでしょう。 このサイトに来て私も数ヶ月が経ちますが、若干名この傾向が見られる人は居ます……「好意的な文章意外は要らない、聞かない」「俺を褒めろ」「俺をけなすな」「俺の小説は面白い、お前らの小説はゴミ以下」とは、若干言いすぎですが、これを水で薄めればまぁやや当てはまる人も中にはいるでしょう。 まぁ、成長する気がなければ誰が好き好んで人に嫌われるようなコメントを残すかですよね。他人を批判すると言う事は自分が批判される責任を負うと言うこと……その「覚悟を受け止める覚悟」が貴方に無ければ、一生涯私の言葉が貴方に届く事は無いでしょう。 もしそれでも、自分の書いた文章を褒めてもらいたくて、見栄っ張りのための点数が欲しいと仰るのでしたら、私に一言ください。盛大な賛辞と最高得点を贈らせて頂きたいと思います。 私も小説書きです、嘘(フィクション)を書くことには慣れていますから。 |
0点 | アダムスカ | ■2008-10-18 21:31 | ID : pwrTAXbZhaM | |
合計 | 10点 |